ある日、突然テレビを捨てようと思いたった
みなさま、こんにちは。
いろいろ気になる繊細さんまりこ です。
あれは、約3年ほど前のことでした。
現在住んでいるマンションに引っ越してきて、しばらくした頃ふとわたしは
『テレビ、捨ててみたらどうだろ?』という思いが、湧き上がりました。
白い壁と無垢の木のナチュラルな茶色のフローリングや、建具に合わせた家具。。。
それらの中でひとつだけ、真っ黒で異質なその場にそぐわない物体、それがテレビでした。
その違和感を感じたとき、『なんかこれ、邪魔だなあ』と自然に思ってしまいました。
当時、夫はもう単身赴任でいませんでしたので、中学生の息子とわたしだけしか
家族は家にはいませんでした。
そしてわたしは、暴挙に出るのです、そうテレビを捨てるという笑
暴挙というからには、もちろん夫、息子にも相談なしです。
わたしにとってのテレビ
わたしがこれほどにも、あっさりと執着なくテレビを手放すことを決断できた理由は
いろいろあります。
わたしは小さい頃、友達の家に遊びに行って、他の家庭がテレビを見ながら
食事をするのが当たり前と知って、カルチャーショックを受けました。
わたしの育った家では、食事中はテレビは見ないのが当たり前だったし、食卓からテレビを見られる
環境ではなかったからです。
ですので、結婚して家族で食卓を囲むときも、あまりテレビをつけて食事をすることが
どうしても慣れないというか、好きになれませんでした。
また、テレビを見ていると一時間やそこらすぐに時間が、経ってしまっていつも見終わった後は、
何だか時間を損してしまった気分になっていたからです。
見たくて見たい番組を見るのはもちろん良いのですが、どうしてもズルズル見てしまいませんか?
上手く、そのように番組も作られていますしね。
一方で、大学時代一人暮らしをしていた時期は、テレビが寂しさを紛らわせてくれて
ありがたかった思い出もあります。
しかし、その頃は今のようにYouTubeや、その他のサブスクやスマホもない時代でしたからね。
新聞、ラジオなどのオールドメディアしかありませんでした笑
電話といえば、家電のみ。
そうして、もともとテレビっ子でなかったわたしは、大人になるにつれてあまりテレビを見なくなり
一人で家で過ごすときも、テレビをつけることは少なくなっていったのです。
また、テレビの苦手なところとして、CMが多いところ、それがすごく耳障りに感じて、
すごく疲れてしまうのです。
テレビは、音、光という発達障害人のわたしが苦手なものが、これでもかと詰まっているのですね笑
突然の暴挙に出た結果
わたしは、テレビの他にも、ついでに大きなもので手放したいものがあったので、
不用品整理の業者さんにすぐに連絡して来ていただきました。
そして、テレビと大型ゴミを回収してもらい、息子と単身赴任の夫には、結果だけ伝えました。
『テレビ捨てちゃったー』と。
夫も息子も意外と『まじで!?』くらいの、あっけないリアクションでした。
一緒に暮らしている息子はというと、今はyoutubeやNetflixなどがありますので特に退屈は
してないようです。
時々思い出したように『テレビ欲しい〜』などと言っておりますが、
『自分で稼ぐようになって買えば〜』ととぼけています。笑
それ以上、しつこく言ってこないので、そんなに必要ではないのだと思います。
彼にとっては、その後高校受験を迎えることになったので、結果的に良かったのではなかったかと
親としては勝手に思っています。
いらない誘惑が減りますからね。
たまに帰ってくる夫が、テレビがないことで何か手持ち無沙汰な感じがしているみたい
ですが、息子がうまく『父さん、映画見ない?』などと誘ってくれて
Netflixを二人で仲良く見たりしてくれてるので助かってます。
息子よ、ありがとう♡
衝動性の激しめの母さんにいつも付き合ってくれてありがとう♡
思い返せば、息子が小さい頃は「テレビには子育てさせない!」と意気込んで、テレビをつけない
生活をしていました。
それはそれで、子どもにずっと向き合わないといけないことなので、まあまあしんどかったです。
わたしはそんな付き合い方をしてきためんどください存在、テレビをもう手放し、捨ててしまい
たかったのかもしれませんね。
たくさんお世話にもなったけど、もうあなたがいなくなり、わたしの心と生活に平穏が訪れました。
今まで本当にありがとう。
感謝を持ってさよならします。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
何かの参考になれば。。。嬉しいです。
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